「Middleman will die!(中間業者は死に絶える)」。そんな衝撃的な意見があります。中間業者とは、私たち小売業者や卸売業者のことであり、IT革命が進展する中、メーカー直販やネット販売などクルマの流通機構が変化することにより、中間業者が不要になっていくという考え方です。しかし一方で、「Middleman never dies!(中間業者は死なない)」という意見もあります。それは、オールド・ミドルマンは死に絶え、代わりにニュー・ミドルマンが誕生するということを意味しています。
「株式会社ホンダカーズ三河」は、激動する時代に持続的に発展する企業をめざし、「ニュー・ミドル・カンパニー」に脱皮しようとアクションを起こしました。メーカーの視点ではなく、お客様の視点に立てば、新しいサービスのあり方が見えてきます。お客様の生の声に耳を傾け、お客様とともにサービスを創っていくという企業改革へのチャレンジです。例えば、新車販売では、商品に関する「Data」ではなく「Knowledge※」を提供していくこと。ショールームの楽しさ、感動、発見をお手伝いするために創意工夫を凝らすこと。お客様に付加価値の高いカーライフスタイルを提案すること。メーカーの販売代理ではなく、これからはお客様の購入代理というスタンスがますます求められてくるでしょう。また、新車販売だけにかたよらず、各種サービス、中古車販売、保険代理などの基盤収益の実績をアップさせ、バランスの良い企業体質の確立も推進していきます。
これからの新しいカーディーラーのあるべき姿や夢を語るだけでなく、一つずつ確実に形にしていきたいとチャレンジを続けます。
※knowledge/知識、認識
株式会社ホンダカーズ三河
代表取締役社長 加藤 博巳